昨年9月に発表されたときは、ふーんという感じだったのですが、発売が近くなってちょくちょく関連記事を読む機会が増えたせいか、だんだんと気になってきました。というわけで、もしAppleWatchを買ったらどんな風に使うかなぁと考えてみました。
商品概要については、AppleのビデオやNaverまとめをご参照ください。
1. 動いているときの情報チェックができる
自転車で待ち合わせ場所に向かっているときに、待ち合わせ相手からのメッセージが来てるかも?と思って頻繁に携帯を取り出したり、歩きながら地図を見ている時ずっと携帯を持っているのが疲れる、という場面が結構あります。AppleWatchであればWatchフェースをひょいっと顔に向けるだけでアンロックされて、即情報チェックができますので、こういうケースでは活躍しそうです。
あと、僕はランニングはしませんが、ランナーの方には必須アイテムになる予感。フィットネス・アクティブユースケースはWatchの一番の強みでしょうね。
2. スマホを見る時間を減らせる
ちょっと天気予報が気になってスマホを開いた結果、SmartNewsもついでに見ちゃって泥沼の携帯閲覧1時間、みたいなことがよくあります。僕だけじゃないですよね?笑
さっと軽い情報チェックはAppleWatchで済ませて、がっつり情報閲覧はスマホで、みたいな役割分担ができれば、無駄にスマホをみて過ごす時間も減らせるかもしれません。
3. 他人を不愉快にさせずに情報チェックができる
人と話しているときに、ひと目だけメッセージをチェックしたい、次の電車の時刻だけチェックしたい、と思っても相手に失礼な気がして遠慮することがあります。こんな時、Watchならスマホよりも少しだけ精神的ハードルを下げて扱うことができます。
4.フェースが自由に変えられる時計
携帯を持ち歩き始めてから時計を持っていないので、腕時計のポジションがら空きなんですよね。オシャレで、かつ遊べるアイテムがあれば、喜んで装着します。
5. さらにコミュニケーションがライトになる
スマホでのインスタントメッセージが主流になるにつれ、より直接的に短いメッセージが増えてきています。Watchでのキラーコミュニケーションアプリが登場すると、さらにライトな新しいタイプのコミュニケーションが生まれる期待をしています。ライトなものが必ずしも良いとは限らず、ケースバイケースだと思いますが、選択肢が広がるのは歓迎です。
Apple自身もこれを超意識していて、“Smart Replies & Dictation”はまさにコレですね。でもこの領域はもっとすごいアプリが3rd partyからどんどん登場してめちゃくちゃ面白くなる分野でしょう。
続いて懸念点をあげると・・・
スマホと2つ充電するのが面倒かも
ただ、パソコンを接続するときは、電源と拡張ディスプレイ用のアダプタを2つ接続するのは苦にしていないので、ちゃんとベネフィットがあれば、枕元に2つ充電器を置いておいてスマホをウォッチを充電、という習慣付けは可能かなと。
単体では動かない
かならずiPhoneとペアリングが必要で、インターネットとの通信はiPhoneが必要になるので、Watch単体では通信を使った情報更新等ができません。個人的にはWatchだけ持ってiPhoneを持ち出さないというユースケースはランニングぐらいしか思いつかないので、影響無し。
日本では発売が遅れるかも!?
Tim CookさんがApple Watch発売は4月と発言した一方で、日本での発売は秋以降ウワサ(http://www.appps.jp/149041/)も出ており、これが一番心配です。
ただ、これまで私が見聞きした情報を総合すると、日本の発売が遅れる可能性は低い、と僕は見ています。
まとめ
AppleWatchがしっかりとその役目を果たすことができれば、デバイスごとでこんなユースケースの切り分けが進むかもしれません。
Watch:Look up Experience (上を見て、何かをしながら、 情報を素早くチェック ・入力)
スマホ:Look down Experience (下を見て、リラックスして静止した状態で、情報をしっかりチェック・入力)
パソコン:Sit down Experience (席に座って、 超集中した状態で、がっつり情報閲覧・情報作成)
ひとつ言えることは、姿かっこうが一緒で、中身だけ少しずつ毎年アップグレードされたスマホにみんなが飽きはじめていて、「何か面白いもの無いかな?」という渇望が溢れだしている。その期待を一身に受けているのが、ウェアラブルであり、IOTであり、というのが現状ではないでしょうか。スマホのインパクトがあまりに大きいので、それと同じ期待を背負わせるのは、ちょっと酷だなという気もしますが。
私は、ちゃんと上で書いたような使い方ができれば懸念点を補って余りある価値があると判断したので、まずは一個買ってみることにします!
というわけでアップルさん、日本でも4月発売お願いしますねー。